2012年2月2日木曜日

萬具丼



毎日お寒うございますね。
大変ご無沙汰いたしております。

先日、お客様よりお問合せがありましたので、あらためて
MANGROVE bikes オリジナルフレームのご案内をさせて頂きます。

名称:萬具丼Mangdone

名前の由来は、当店のわがまま全部のせを意味してと、私の知識と経験を基にして【乗って美味しい自転車】ということです。

フレームのコンセプトですが、ロングツーリングサイクリングを基本に、
初めてのクロモリフレームにと考えております。
そのために必要な装備が装着できる事を優先させました。
ですが、ロードレーサーのコンポーネント全てが組み付け可能な仕様にもしています。

要約すると、700Cホイールを使用した旅自転車とでも申しましょうか。
もちろん、レースで乗って頂いても構いませんが、レース仕様の自転車から比べると大分マイルドでしょうね。

パイプの仕様ですが、台湾TANGEのOEMパイプでスペックは【№1】や【019】と同等の0.8~0.5~0.8㎜のスペックです。
太さは、競輪フレームで使用される細身のノーマル仕様です。
したがいまして、ヘッドチューブの規格は1インチになります。
スレッドレスコラムが基本仕様の為、Mサイズでも前上がり6㎜を設定しています。
Mサイズの適応身長は体格にもよりますが、概ね165㎝~175㎝位ですがバランスの良いのは168~173㎝ですね。
下限・上限の身長に近い方は使用用途によってはフレームサイズを考慮された方が良いでしょう。

フレームカラーは基本的にオーダー出来ますが、色の傾向の塗装見本の中からの選択になります。
例えば、赤でしたらフェラーリ的レッドなのかワインレッドなのかという傾向を伺います。
もちろん、色見本をお持ち頂いて調色することもオプションで可能です。
さらに、パウダーコートで有名なカドワキコーティングでの塗装もお選び頂けます。

フレーム+前フォークの販売価格を設定するにあたり重視したところは「乗り味」「精度」「耐久性」で、コスト高につながる装飾や過剰な仕上げは廃しました。
仮想ライバルはBSアンカーの【RNC7】と【RNC3】です。

フレーム製作所は、私が競輪選手時代に大変お世話になったメーカーに当店独自の内容で依頼しております。
競輪で使用するフレームは、日本国内で生産されJKA(旧日本自転車振興会:NJS)に認定されたメーカーでなければなりませんので、まさに【萬具丼】は競輪クウォリティーで作られたフレームになります。

パイプや継ぎ手であるラグ等の材料の生産地は台湾になりますが、フレーム製作はアジア圏の多量生産を得意とする国での品物ではありませんのでご安心下さい。
スレッドコラムやWレバー台座仕様など細かい追加オプションはございますので、一台ずつ作り置きをせずに製作されます。

写真の現車は店頭にございますのでご試乗頂けます。
突っ込んだご質問はそのときにでもお願い致します。

何卒よろしくお願い致します。
ありがとうございます。

店主